低速ジューサーを選ぶポイント
低速ジューサーの基本性能は、どのメーカーの商品もそれほど大きな差はありません。
だからと言って、安易に選んでしまうと、使い勝手や手入れの面などで満足できず、高いお金を払ってしまったと後悔することになりかねません。
■シングルギアかツインギアか
果物や野菜を圧搾する部分が1つなのか2つかの問題です。
シングルギアのジューサーは、網状のフィルターを使って素材を捩じり付けるようにしてジュースを搾ります。
これに対し、ツインギアのジューサーは、ギアとギアの間に小さな隙間を作ってそこで圧搾します。
ツインギアのジューサーのほうが、果物や野菜の素材からより多くのジュースを搾り出せると言われていることから、特に問題がなければ、ツインギアのジューサーを選ぶのがベターでしょう。
■農薬除去機能があるか
果物も野菜も基本的には皮ごとジューサーに投入します。
水洗いしてジューサーに入れたとしても、どうしても農薬は残ってしまいます。
このため、農薬除去機能が付いていれば安心です。
■手入れのしやすさ
部品点数と組み立てのわかりやすさ、洗いやすさは重要なポイントです。
ミキサーに比べ、ジューサーは部品点数が多いため、どうしても洗らう手間がかかります。
部品点数は少ないに越したことはありませんが、たとえ多くても、組み立て方法がわかりやすければそれほど苦になりません。
逆に、部品点数が少なくても構造上洗いにくいと、不潔なだけでなく、最悪の場合、カスが詰まってしまいジュースが出てこなくなります。
■コンパクト性
ジューサーはすぐ手に取れる場所に置いておかないと、しだいに使わなくなってしまいます。
このため、目に見える範囲に置けるようなコンパクトなものを選びましょう。
■投入口の大きさ
ジューサーに材料を入れる投入口は、構造上の問題や危険を防止するため小さめです。
しかし、余りにも小さいとジュースを作るのに手間と時間がかかります。
忙しい朝にイライラしないためにも、投入口の大きさのチェックも大切なポイントです。
■部品のパーツ販売をしているか
ジューサーのエンジンとも言える圧搾部分は消耗品です。長い間使っていればどうしても摩耗してしまいますので、単独で販売しているかどうかも重要なポイントです。<br/><br/>
■鮮度保存機能があるか<br/>
ジュースは時間の経過と共に酸化し栄養分が少なくなっていきます。
鮮度保存機能があるジューサーであれば、1~2日の作り置きでも味や栄養を保つことができます。