クリニックの全身脱毛で照射できない部位は?

2024年08月14日 05:59

全身脱毛であっても、照射できない部位は、眼周辺、唇、頭皮です。

これらは、安全性の観点から照射を避けることが多く、全身脱毛でも照射の範囲には含まれません。

眼周辺とは、まぶた、まつ毛、眉間、鼻筋などです。

眼球の中にある虹彩、網膜、脈絡膜には、数多くのメラニン色素が分布しているため、レーザー脱毛においては、眼周辺は避けなければならない箇所です。

眼球のメラニン色素は目の色を決定したり、光を受け止める機能を担ったりするなど、重要な役割を果たしています。

メラニン色素に反応する特性を持つレーザーが、まぶたや周辺から透過して眼球のメラニン色素に反応してしまうと、眼球の組織を傷つけてしまいかねません。

そのため、顔脱毛の際には必ずアイマスクやゴーグルで目やその周辺を保護する必要があります。

VIO脱毛では、IラインとOラインでは粘膜部分を避けて照射する場合があります。

なかには、毛の生えている粘膜部分も照射できるクリニックもあります。

粘膜部分まで照射できると境目がなくなるため、仕上がりも美しくなります。

Iラインの粘膜部分も脱毛したい場合は、照射ができるクリニックなのか事前に確認する必要があります。

耳や耳毛については、施術をしてないクリニックが多いですが、対応しているクリニックも少なからずあり、その場合は、オプションとして脱毛することができます。

耳は複雑な形状であるうえに、内部には重要な器官が詰まっているため、高度な技術を要します。

耳の脱毛を検討している場合は、安全性に問題はないのか事前に相談したり情報を集めたりなどして、慎重にクリニックを選びましょう。

3種類の医療レーザーの特徴